よっしーさんのレビュー・感想

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい
著者: 三戸政和
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よっしー

■読む前に、この本に期待していたことは?
以下のような問いを立てて読み進めました。
・「スモールビジネスのよさを理解」
・「スモールビジネスは、どうやってはじめられるか?割に合うのか?どのくらいやる必要があるのか?」
・「スモールビジネスの見つけ方は?」

■読んでみてどうだったか?
◎一言でこの本からの学びを書くとするなら
「自己のスキルの正当な認識・資産家になる手段はたくさんある」

◎感想・得たこと
「サラリーマンから資産家にいかになるか?(特に)大企業の管理職であれば培ってきたノウハウ・コネクションを活用し、個人でもM&Aを行うための手法を説明した書籍」である。

本書に書かれているようにベンチャー企業の上場確率は0.3%(別のソースで調べるとさらに低い0.094%)とかなり低くリスクも伴うことが書かれており、だからこそM&A等で中小企業を買収することが良いとのことで、一定は理解できたと思います。

ただ、前提として
・「大企業の管理職(部長級以上)である」
・「50歳前後」
が隠れているように感じました。
もちろん、上記がなくてもできるとは思いますが、そこが割と前提であるように見えます。

あと、ポイントとして雇われ経営者ではなく、オーナーになっておく必要があり、キャピタルゲインや、バイアウト時のリターンを意識したものとなっていました。

また、飲食店経営は経営学のすべてを詰め込んだものであり手を出すなと書かれていましたが、個人的にはMBAを取得したのでTRYしてみたい気持ちが芽生えたりもしました。

はじめ方としても、LBO・第二会社方式・無利子での金融機関からの借り入れ等手段が多くあり、自身が取り組みたいと考えた事業・企業があればニアに頭手段を構築できそうであると感じることができました。

買後時/後のポイントとしては、隠し不正・会計などがないように、「まずは2年で役員として入る」が理想的だと感じました。

読了日: 2024-03-03
レビュー投稿日時: 2024-03-03 20:11:19