『ブルシット・ジョブ』のレビュー・感想

ブルシット・ジョブ
著者: デヴィッドグレーバー
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まぶー

個人の次元、社会的・経済的次元、文化的・政治的次元のそれぞれに関連するバイアスに支配されて仕事をしていることに気づかされました。自分が満足する、誰かに認められたい、社会人として認めらるために仕事をこなしている、ポジションを守ることが目的、お客様や同僚に目を向けられていないので真の業務改善やサービス向上はこのままでは難しいと理解することができました。

個人の次元、社会的・経済的次元、文化的・政治的次元のそれぞれに関連するバイアスに支配されて仕事をしていることに気づかされました。自分が満足する、誰かに認められたい、社会人として認めらるために仕事をこなしている、ポジションを守ることが目的、お客様や同僚に目を向けられていないので真の業務改善やサービス向上はこのままでは難しいと理解することができました。
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個人の次元、社会的・経済的次元、文化的・政治的次元のそれぞれに関連するバイアスに支配されて仕事をしていることに気づかされました。自分が満足する、誰かに認められたい、社会人として認めらるために仕事をこなしている、ポジションを守ることが目的、お客様や同僚に目を向けられていないので真の業務改善やサービス向上はこのままでは難しいと理解することができました。

読了日: 2024-04-13
レビュー投稿日時: 2024-04-13 09:57:28
よっしー

■読む前に、この本に期待していたことは?
①:「今の仕事が楽しく感じられていないので、この本から何かヒントを得たい。」
2:「今後取り組む別の仕事でも、ブルシット・ジョブにならないためにどうすればよいか?知りたい」

■読んでみてどうだったか?
◎一言でこの本からの学びを書くとするなら
「ブルシット・ジョブが生まれる背景、その対策について社会全体としてのアクションが書かれている」本だと感じました。
個人的には、「自分の仕事を棚卸しせよ。その中でブルシット・ジョブはないか?」を考えさせられる書籍でした。

◎感想・得たこと
・19世紀のからの資本主義がブルシット・ジョブを生み出す要因を作っているという背景が理解できおもしろかった。(結局、こうなっている物事には過去からの歴史的背景によって、環境がそうさせてしまっていて、個人が悪いわけでなく社会全体がその方向に向かってしまっている。ということ。)

・以下のブルシット・ジョブの5種類をベースに自身の仕事を棚卸しするいいきっかけになりそうだと感じた。

[ブルシット・ジョブの種類]
・取り巻き:誰かに偉そうな気分を味わわせる仕事(ドアアテンダント、秘書など)
・脅し屋:雇用主のために相手を攻撃する仕事(企業弁護士、ロビイストなど)
・尻拭い:組織の中の「あってはならいないミス」を取り繕う仕事(不良コードを修正するエンジニアなど)
・書類穴埋め:組織が実際にやってないことを、やっていると主張する仕事(社内報、広報など)
・タスクマスター:他人に仕事を割り当てるだけの、ブルシット・ジョブを作り出す仕事(中間管理職)

■読む前に、この本に期待していたことは?
①:「今の仕事が楽しく感じられていないので、この本から何かヒントを得たい。」
2:「今後取り組む別の仕事でも、ブルシット・ジョブにならないためにどうすればよいか?知りたい」

■読んでみてどうだったか?
◎一言でこの本からの学びを書くとするなら
「ブルシット・ジョブが生まれる背景、その対策について社会全体としてのアクションが書かれている」本だと感じました。
個人的には、「自分の仕事を棚卸しせよ。その中でブルシット・ジョブはないか?」を考えさせられる書籍でした。

◎感想・得たこと
・19世紀のからの資本主義がブルシット・ジョブを生み...

■読む前に、この本に期待していたことは?
①:「今の仕事が楽しく感じられていないので、この本から何かヒントを得たい。」
2:「今後取り組む別の仕事でも、ブルシット・ジョブにならないためにどうすればよいか?知りたい」

■読んでみてどうだったか?
◎一言でこの本からの学びを書くとするなら
「ブルシット・ジョブが生まれる背景、その対策について社会全体としてのアクションが書かれている」本だと感じました。
個人的には、「自分の仕事を棚卸しせよ。その中でブルシット・ジョブはないか?」を考えさせられる書籍でした。

◎感想・得たこと
・19世紀のからの資本主義がブルシット・ジョブを生み...

読了日: 2024-04-13
レビュー投稿日時: 2024-04-13 09:56:59
gon-gon-gon

BSJを減らし豊かな思いを持って働くためには、労働の”価値Value”ではなく”諸価値Values”をちゃんと認知し、組織や社会も対応した変化をする必要がある、というのが全体の主張と理解しました。
コロナによる働き方の変化、AIの進化などをきっかけにそのような方向に迎えるかどうか、我々は分岐点にいるのではないかと思います。どのような選択が適切なのか、どの様に見定めるとよいのか、まずは今時点での結論を持ちたいです。

BSJを減らし豊かな思いを持って働くためには、労働の”価値Value”ではなく”諸価値Values”をちゃんと認知し、組織や社会も対応した変化をする必要がある、というのが全体の主張と理解しました。
コロナによる働き方の変化、AIの進化などをきっかけにそのような方向に迎えるかどうか、我々は分岐点にいるのではないかと思います。どのような選択が適切なのか、どの様に見定めるとよいのか、まずは今時点での結論を持ちたいです。...

BSJを減らし豊かな思いを持って働くためには、労働の”価値Value”ではなく”諸価値Values”をちゃんと認知し、組織や社会も対応した変化をする必要がある、というのが全体の主張と理解しました。
コロナによる働き方の変化、AIの進化などをきっかけにそのような方向に迎えるかどうか、我々は分岐点にいるのではないかと思います。どのような選択が適切なのか、どの様に見定めるとよいのか、まずは今時点での結論を持ちたいです。

読了日: 2024-04-13
レビュー投稿日時: 2024-04-13 09:56:19