よっしーさんのレビュー・感想

教育DXと変わり始めた学校
著者: 佐藤明彦
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よっしー

■読む前に、この本に期待していたことは?
①:「今と自分の頃の教育の違いとは?」
②:「自分の経験からだけでなく、娘のためにどういった学習環境が良いか?を考える機会にする」

■読んでみてどうだったか?
◎一言でこの本からの学びを書くとするなら
「教育がどう変わっていっているか?そして時代の風潮として遅い間違っているなどの批判ばかりせずに、変わっていることに期待を持つことを訴えかけている」ように感じました。

◎感想・得たこと
過去は教育の質が均一であることが完全正義であったものから、今は均一を意識しつつも先進的なものは支援していくとく体制になっているらしくよい傾向であると感じた。もう少し細かく言うと、均一のために出る杭を打ってたものを打たなくなったとのこと。
個人的には今後、出た杭にほかが追従できるような仕組みを企業側/親側としてなにか僕も貢献できたらいいなと思った。

これまでの「知識・技量」の習得でなく、今後は「考える力」「表現する力」、周囲との「協働(共同)する力」「問題を解決する能力」など、実社会において使える力にシフトしているとのことでありこの傾向は個人的にもいいと思う。
また本の中でもとはいえ、「知識・技量」の習得はベースとして重要とも書かれており、いかにこれをサクッとAI・DXのちからを使って効率よく習得しそのさきの学習につなげていくか?重要であるとも感じた。

一方で上記を許すということは、学校によりばらつきがどうしても起きるというも感じた。

自分の子供に対しては、やはり過去の自分の経験をそのままではなく、今の外部環境を理解し、
・学校の選択は重要であること
・効率的な学びと、非効率でもいいからじっくりとやるべきものを見極めて提供したいし、本人がそれを見極められるようにもなってほしい
と感じました。

読了日: 2024-04-12
レビュー投稿日時: 2024-04-12 17:02:57