よっしーさんのレビュー・感想

自分の頭で考える読書 変化の時代に、道が拓かれる「本の読み方」
著者: 荒木博行
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よっしー

■読む前に、この本に期待していたことは?
「読書を通してアウトプットの質を上げる」「読書で楽しむ方法をしる」この2つをテーマに読み進ようと思いました。

■読んでみてどうだったか?
◎一言でこの本からの学びを書くとするなら
「戦略的に読書を捉えつつも日々読むときは気楽に」かなと感じました。

◎感想・得たこと
一番得たものとしては、「新たな問い」「既存の問い」「新たな答え」「既存の答え」この4つでポートフォリオを組んで書籍を分類し、自信のその日/期間の状態や、読書体力によって読むものを変えるていくというのが大きな発見でした。
あとは、べき論(「こういうふうに本は読むべき」)みたいなものを持たずに、自由に読むことが推奨されていることによって気が楽になりました。
一方で「問い」を持ち「答え」を探しながら読むことが重要であるという観点は日々読書をする中でアウトプットの質に繋がりそうで良さそうです。ただ、自由に読むが前提なので必ずしもここにこだわらなくて良いとは感じます。

その他にはアウトプットの機会を作ることにより、吸収も読むことにも前のめりになること。"具体的"な自身の問いから、"抽象的な問い"に変換し、本に書かれている答えから、"具体的な自身の答え"につなげていくあたりを読み、やはり具体と抽象の大事さを再認識しました。

また、本と動画の違い(余白のあり/なし)についても書かれており、本を読む価値を体感できました。

あとは、6つの読書の病を知ることにより、この本のコンセプトでもある「楽しく読書する」を達成するための心構えを身につけられました。

◎読書の病
・完読の病
・コミットメントの病
・積読の病
・実践の病
・読書時間不足の病

読了日: 2024-02-24
レビュー投稿日時: 2024-02-24 14:40:09