やりたいことを項目を埋めるだけで大枠の方向性を理解できるわかりやすさが本書の売りと感じた。
構造化と言語化が得意な作者だけあって、迷いそうなポイントを先回りして記載してくれているので、時間をかければ誰でも一定のやりたいことを見つけられる。
ただ、読み手の構造化力や言語能力にも依存するので、うまく対話の機会を設けられるとさらに深く学べそう。


呼んでとても気持ちが楽になりました。
・ねばならないの呪縛が減りました。
会社で出世しなくてはいけない、一生の仕事を見つけなくてはいけない、専門知識を身に着けなくてはいけない
↓
できなかった時の自己否定で病む
↓
繰り返し
「好きなこと×得意なこと×大事なこと=やりたいこと」から仕事を考えれば、今ある仕事からでも見つけることができて
気が楽になる。
また、異動・転職・スキルアップの意思決定にとても前向きに考えやすいと思いました!

好きな事・得意な事・大事な事をそれぞれどうやって言語化するのか?それぞれをどのようにして掛け合わ、自分のやりたいことを見つけたら良いのかプロセスを理解できました。
時間をとってそれぞれの言語化をやりたいと思っています。

「やりたいこと」を分解して、分かりやすく論理的に説明された本。やりたいことは好きなことから考えるべきではいない。まずは自分の「得意な事」、「大事な事」を考え最後に「好きな事」の順に考えるという順序だてがいかに大切かを学んだ。

合わない本ももちろんあるのでそちらにわざわざ思考を寄せに行かなくも良い。本を読むのは大事だがそれ以上にこの本は手を動かしworkをして自己理解を深める事が大事

・参加者により本の捉え方が違うことを再認識できてよかった。
自分の価値観の理解ややりたいことをみつけることを他者に勧めることは相手の状況を理解してアプローチしないといけない。
・今まで参加した読書会は本の要約が目的になりがちで議論が少なくもったいなかった。議論メインで気づきが多くとても参考になっ...

本書はある意味ライトに自分のやりたいことをベースにアクションを起こすことを推奨していたので、稲盛さんのように高尚な志と対極にあるかと議論になったのが非常に興味深かった。
全ての書籍に言えることだが、書籍の内容が合わないと思ったら無理に合わせる必要はない。
個人的には、稲盛さんは本書で記載のあるよ...